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規制緩和の影響から現在多くの鍼灸学校ができ、毎年多くの鍼灸師が輩出されています。
しかし鍼灸学校で学ぶ内容は、そのほとんどが基礎的なもの、西洋医学的なものに限定され、
東洋医学的に鍼と灸で治療をするための勉強ではないというのが現状です。
そのため国家資格を手にしても、卒業後に臨床の世界で鍼灸を十分に使いこなせない、
結果を出せない、そうやって将来に不安を抱えている鍼灸師たちが沢山います。
また彼らを受け入れ臨床家として学術を伸ばせる場を提供できる鍼灸院も少なく、
多くの場合、マッサージや接骨院、整形外科で西洋医学の補助的な仕事につくことが大半です。
よって志庵では徒弟制度を採用し、東洋医学の学術の向上、臨床家としての人格形成、
臨床経験を積む研修の場を提供することで、一人でも多くの東洋医学の伝統を後世に残せる人材の
育成に力を入れています。
人数に限りがありますが、
伝統を受け継ぎ後世に伝える気概のある方、
慰安として鍼灸を用いるのではなく、本気で東洋医学として鍼灸を学ぼうという信念のある方のみ、
面接の上、可否を決定し受け入れます。
＊手技や柔整保険との併用を考えている方は受け入れません
修行期間は最低３年
修行内容は、
・東洋医学的学術の研鑽をすること、
・治療家としての品格を身につけること、
・治療補助とともに臨床経験を積むこと、
・院内の雑務、
・研修会、研究会の参加
・講演活動の付添・・・etc
もう一度鍼灸学校に入るような気持ちでいらしてください。
気概のある仲間をお待ちしています。
志庵鍼灸院院長 山口誓己
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